最近の夏は、35度を超えても当たり前のようになりつつあります。中には40度を超える地域もあり
外出が命がけのように感じることもありますよね。
そんな夏に、できるだけ快適に着られるTシャツを探していた私が辿り着いたのは、ウール素材でした。
「えっ、ウールって冬に快適な素材じゃないの?」と思ったあなた、私も最初はそうでした。
でも実は、ウールには夏でも快適に着られる理由があるんです。
一般的に「夏に快適」とされる素材は?
まずは、夏用Tシャツでよく使われる素材を見てみましょう。
・ポリエステル:速乾性があり、汗をすぐに蒸発させてくれる
・ レーヨン :肌触りがよく、触れるとひんやり感がある
・リネン(麻): 通気性がよく、見た目も涼しげ
これらが「夏向き素材」としてよく知られていますよね。
ですが、ウールもこれらに引けを取らないくらい、夏にぴったりな特徴を持っているんです。

目次
1.メリノウールって知ってる?
1-1 メリノウールとは
メリノ種の羊から得られる高品質な天然繊維です。寒さが厳しい環境下で生き抜いているメリノ羊の羊毛は”保温性” “吸湿性” に優れ、冬は暖かく、夏も快適に過ごせる機能を持っています。天然繊維のため抗菌防臭効果もあります。
1-2 メリノウールの魅力
従来のウール製品に比べて、繊維が細いので肌触りがよく、着心地も抜群です。普通のウールだと繊維の直径が24〜42μmに対して、メリノは17〜25μmほどです。(繊維が30μmよりも太いものが5%以上含まれているとチクチク感じます)防臭効果も高いため、いくら汗をかいても匂いを気にせず着続けれます。
2.ウール素材の特徴
2-1 吸湿性
繊維の中に湿気を吸収し、外に放出する優れた機能を持っています。このため、汗をかいても肌面をドライに保ち、汗冷えを防ぐ効果があります。天然の調温機能を持っているため、肌の状態や外気温に合わせ、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
2-2 抗菌性・防臭効果
不快な匂いの元はバクテリアの繁殖によるものですが、メリノウールには雑菌が付着しにくい性質があるため匂いが発生しにくいです。匂いを吸収し中和する力が強く、汚れを付着させにくい性質なので洗濯せずに数日程度なら着続けることができます。
3.おすすめのブランド・商品
3-1 icebreaker(アイスブレーカー)
・150ショートスリーブ ポケットT(ユニセックス)
→都市生活からトレッキングなどのアクティビティーまで、様々なシーンにフィットする半袖T
3-2 Patagonia(パタゴニア)
・キャプリーンクールメリノブレンドグラフィックシャツ
→ウール65%、ポリエステル35%の混紡シャツ。吸湿発散性と速乾性を兼ね備えている素材
3-3 mont-bell(モンベル)
・メリノウールプラスライトT
→ウール78%、ポリエステル22%の混紡シャツ。冬季はインナーとしても使用できる汎用性。
4.まとめ

自然が育んだやさしい素材「メリノウール」
夏は涼しく、冬は暖かく、季節を問わず快適に過ごせるのが魅力です。
肌に寄り添う滑らかな着心地は、一度体験すると手放せません。
価格は一般的なTシャツより高めですが、その分、得られる満足感は格別です。
特におすすめなのが、icebreaker(アイスブレーカー)のメリノウールアイテムです。
日常使いからアウトドアまで活躍し、シンプルで洗練されたデザインは長く愛用できます。
高い通気性と防臭性も備えており、どんなシーンでも最高の心地よさを提供してくれます。
自分へのご褒美にはもちろん、大切な方への贈り物として選ぶのもおすすめです。
「心地よさ」を手に入れ快適な日々を送りましょう。
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